子供の頃体験したことや心は、現在のあなたを構成しています。
大人になっても、心には子供の心が存在し、子供の頃の思いも刻まれています。
自分では気づかなかった、または触れたくない自分の子供の心、これに向き合い受け止めることで、実はあなた自身を優しく癒すことができます。
今回は、インナーチャイルドとは?そして、その癒し方についてまとめています。
インナーチャイルドとは?
インナーチャイルドとは、『内なる子供』です。
大人は子供が年を重ねただけで、大人になっても心の中に子供の部分は持っています。
個人差はありますが、大人になっても子供のように無邪気で傷つきやすい部分が心にあるということです。
小さいときに「つみきができて、親にほめられた」ことがうれしかった、という体験をお持ちかもしれません。
子供の頃かけっこが早くて優越感に浸れ、今でもスポーツを楽しむ生活をされているかもしれません。
良いことも悪いことも、さまざまな経験を繰り返しながら今のあなたが存在します。
いい経験ばかりでなく、もし子供のころに、親や環境から心に辛い思いをしたり、孤独や寂しさを感じた経験を大なり小なりしていたとするなら、その心の傷は今のあなたに影響を与えているかもしれません。
心の中に刻まれた様々な思いは普段の生活の中では気づくことがありませんが、現在のあなたになんらかの影響を与え、違った形であなたの行動を阻止していることがあります。
あなたの心の声に気づき、耳を傾け、傷を癒やすことで現在与えている影響がなくなり、心のバランスを取り戻すことが出来るようになります。
心のバランスが整うと、本当の自分を取り戻し、輝いた人生を自分らしく生きていくことができるようになります。
過去にしばられる必要はないのです。
見えない鎖をとっぱらいましょう。
インナーチャイルドヒーリングで内なる声をきく
インナーチャイルドはどうやって癒やすことができるのでしょうか?
3つのポイントをご紹介します。
子供の頃にタイムスリップ。言われたことを思い出してみる。
子供のころは良し悪しにかかわらず、いろんなことをいろんなところからどんどん吸収します。
特に、家庭でよく言われていたこと、家庭でのしきたりやルールは、素直に受け取り、何度も繰り返されて聞くことで、それが自分自身の考えだと思うようになります。
この思い込みは自分自身を拘束しているかもしれません。
子供の頃に気持ちをタイムスリップして、当時よく言われたことを思い出してみましょう。
時には辛く感じたことを思い出すかも知れませんが、言われたことだけを思い出し、重い感情を受け止める必要はありません。
受け取る勇気と手放す勇気はあなたの自由
子どもの頃に入ってきた言葉を自分のモノとして受け取ったのは、あなた自身です。
自分のモノにするかどうかは、あなたの自由で選択することができます。
自分にすり込まれた他人の価値観や考え方などが今の自分にはもう必要がないなら、なにも恐れずに手放しましょう。
子供のころに愛されていたことを思い出す
あなたがこの世に生まれたこと、手をかけて子育てや教育がなされたことはすべて愛がないとできません。
愛を持って育てられたことを思い出してみましょう。
ネガティブな部分ばかりをフォーカスする必要はありません。
「○○○してくれて嬉しかった!」「一緒に○○○して楽しかった!」
嬉しい楽しい思い出は自分が愛されていたことを思い出させてくれます。
電話占いでもインナーチャイルドを癒やすお手伝いをしてくれます。